客室清掃、早い、遅いー担当者側の思いとホテル側が求めるもの

2020年9月30日

今日も暑い!どうも、masukoです。本日は昨日のブログ masukoのハウスキーピングの仕事における心の支え を書いている途中に思いついた、客室清掃の早い遅いについて触れていきたいと思います。

これも「客室清掃あるある」なんですよね。masukoは実際に客室清掃をするルームアテンダントとホテルの管理側どちらも経験しているので、両方の観点で書いていきたいと思います。

客室清掃担当者として

これは正直、「時間がかかっている人に対して納得出来ない」かと思います。歩合制であれば清掃した分しかお給料は発生しないのですが、日本では多くのところで時給制だと思うんですよね。そうなるとどんな事が起こるのか。アテンダントの方同士の仲違いが発生します。よくあるのが「私は今日12部屋やったのに誰々さんは7部屋しかやってない」。

「仕事あるある」なのですが他人の生産性(どれだけ作業したか)、気にしてしまいますし、納得がいかない事もありますよね。客室清掃に限る話ではなく、例えばコンシェルジュも「1時間にメール何通返信出来たか」という事で仲違いが起こる事もあるそうです。返信しなくてはいけない内容次第という事もありますが、多くは英文メールが苦手等で時間がかかっている、という事だそうです。作業量、生産性が違うのにお給料が一緒だとモチベーション下がりますよね。これは、管理する側が適正な仕事を振るなり、トレーニングをする必要があると思います。話反れますが、このコロナ禍でリモートワークが普及し、それにより他人の生産性には気付か無くなれる、個人でどれだけ出来るかがキーになってきたように思います。

管理者として

まず、チェッカーや管理側として。早ければ良いとは思わないんですよね。よく私が言っているのは、「チェックを含めて1室何分で出来るか考えてほしい」という事。同じ「点検済」までもっていくにしても清掃55分、チェック5分清掃35分、チェック25分だと圧倒的に前者の方が助かるのです。チェッカーも、1時間あたりで何部屋チェックしないといけないかという時間制限が発生しています。(だからこそチェッカー大変なんです。 ハウスキーピング、チェッカーだって悩むんですよ。 というブログも書いています。)ですので30分近くもチェックというより手直し、むしろ再清掃になってしまうとチェックインの時間に間に合わなくなってしまう。かといって、時間をかければ良いというのではなく、ホテル、そして清掃会社も生産性を考えるのである程度の時間設定は必要なのです。清掃会社は人件費かかりますからね。そして冒頭に書いたアテンダント同士の仲違いを無くす為にも、時間が異様にかかってしまう方への対応は考えた方が良いとは思います。まずはトレーニングかな。責任者の方が一緒に入って仕事の仕方をモニターして改善点を見つけるとか。模範的なアテンダントの方と一緒に入って教えてあげるとか。時間を取ってお話する事も大切だと思います。

結論、ホテルが求めているのは

ホテルは大前提に、ゲストの事を考えます。ハウスキーピングにとって大切な事の1つは「お約束した時間までに清潔で安全な部屋を提供する事」です。生産性とクオリティの両立を目指します。ですからまず、ホテル側が1部屋あたりの清掃時間を決める。それを清掃会社と共有する。入りたての方はまず時間がかかっても綺麗な部屋を作る。それから目標時間までに時間を縮められるように努力する。清掃会社の責任者の方はトレーニングプランを考える。ホテル側も委託しているからといって丸投げにせず、一緒に考える。このような環境が出来れば上記の目標は達成出来るでしょうし、余計な仲違いは生まれないのではないでしょうか。どうしても時間がかかってしまう方の努力されている姿を見れば、周りの方も納得、応援してくれると思います。それでも、とやかく言うのであれば考えもの。ホテルの仕事は個人で出来る事ではなく、チームで行っていますからね。ですので結論は、「目標時間内に清掃して頂けるならそれで十分。たとえ早かろうと不備が多すぎると困ります。」という事。チームワーク、大切にしましょう。という環境を管理する側が作って下さいね。



ホテル

Posted by masuko