客室清掃スタッフの悩みー私はこのように解決しました

2020年10月10日

こんにちは。本日も暑いですね。

さて、前回のブログでお伝えしたように( ハウスキーピングに足を踏み入れるー客室清掃を始めたきっかけ ) 、本日はハウスキーピングの修行時代(今も依然修行中ですが)、当時何をしていたかは前回のブログをご覧いただければと思いますので、今回は「ハウスの仕事の悩みあるある」について触れていきます。

人間関係の悩み

ホテル側の社員になってからも、よくルームアテンダント(客室清掃スタッフを外資系ではこう呼びます。メイドさんという呼び方はmasukoは嫌いです。リスペクトが無い。)の方から悩みを聞きますが、まあmasukoもあったかな。masukoは当時まだ若かったので、それまでの仕事やアルバイトでは接して来なかった自分のお母さん世代の方々がたくさんいらっしゃる環境で合わせていく努力が必要でした。働いていたところが良い方ばっかりだったのでそこまで深刻ではなかったですが、やはり人によっては「結婚は~?」とか、プライバシーを根掘り葉掘り聞いてくる方もいたので、そこは適当に流していました。自分がしんどくなってまで嫌な話はまともに聞く必要はないと思います。別のところで働いていた時に説教が異様に長い上司がいたのですが、まあ聞いてなかったです。が、申し訳なさそうにはする。このテクニックは理不尽なクレームをつけてくるゲストにも有効です。でも人それぞれですよね。受け流せる人と、どうしても受け流せない人がいると思います。受け流せなくてあまりに辛くなるなら、辞めても良いのではないでしょうか。今のコロナ禍では次を探すのは難しいかもしれませんが、後々の事を考えるとメンタル壊してまではする事ではないと思います。でも、ホテルの客室清掃はどうしても多種多様な方々がたくさん集まるので、適当に流せない人は向いてないかなあとは思います。

仕事のモチベーション

客室清掃、正直毎日同じ事の繰り返しです。仕事というのはそういうものかもしれませんが、単調作業と言えば単調作業です。それが性に合っていらっしゃる方もいるとは思いますが。ベッドを組んで、バス洗って、掃除機かけて、、中でも、清掃会社によっては「ベッドマン」というポジションがあるのですが、本当に黙々とただ組んでいく仕事。masukoも一度だけやった事がありますが、腰は痛いし単調作業だしですぐに根を上げました。ですがこの「ベッドマン」は職人集団です。本当に美しいベッドを作られます。ベッドは部屋の大部分の体積を取るので、これが美しいかどうかによって部屋の美しさが変わってきます。まあ、どれだけベッドが美しくてもゴミが落ちていたり汚れていたら台無しですが。ですから、撮影する際にはことさら魂込めて作って頂きます。もしくはmasuko自身が作ったりします。

そうなんです。「ベッドマンは辛い」と思っているのに、数台のベッドなら何なら自信をもって作れるのです。綺麗なベッドが作れたらそれだけで達成感があるし、ましてや褒められたら気分が良いものです。綺麗事でお決まりの言葉かもしれませんが、やはりモチベーションを上げる・保つには日々何かしらの目標を作る事が大切だと思います。今日は今までで一番綺麗なベッドが出来た!とか、今日は1部屋清掃するのに2分短縮出来た!とか。あと、やりがいを求める人にはラグジュアリーホテルでの勤務をお薦めします。それなりの料金をゲストから頂くので綺麗な部屋を提供するのは当たり前。そのレートの客室を作る事に誇りを持てます。また、綺麗な部屋である事とともに「いかに快適に過ごして頂くか」「いかに喜んで頂くか」という事に焦点を当てるので、ステイメイクの一工夫でゲストに喜んで頂けます。ぬいぐるみが乱雑に置かれていたら綺麗にベッドに並べて、「おかえりなさい!」という紙を置いておくとか。薬があるのを見たら無料の水を多めに置いて一言メモを添えるとか。ラグジュアリーホテルじゃないと出来ない事だと思います。※ビジネスホテル等を否定している訳ではありません。売上金額が安ければ清掃委託費が安くなるのは同然なので、生産性を求められるに決まっています。それにビジネスホテルは需要がありますし、masukoもお世話になる事があります。安い金額で清潔であれば、十分に満足です。

あと、1部屋を1人で清掃する場合、タイムを計る事は大切です。早ければ良いというものではないですが、最初はどうしてもぎこちなく、ムダな導線が多いもの。ですが、時間を意識する事でどんどん改善されていきます。例えば、部屋の外に物を取りに行く時は一緒に部屋の使用済リネンをもって出て回収カートに入れるとか。掃除機をかける時は部屋の奥からかけてドアに向かっていき最後に退室するとか。

それから、是非ホテル側のスタッフにお伝えしたいのが、どうか清掃会社・スタッフの方々には日々労って頂きたいと思います。彼らを「取引業者」ではなく、「パートナー」として、声をかけて頂きたいと思います。この方々なくしてホテルは成り立ちません。世界中のハウスキーパーに感謝と尊敬の意を。



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Posted by masuko