泊まれる本屋『BOOK AND BED TOKYO』宿泊記

2020年11月2日



こんにちは。また、次何について書こうかとSNSで過去の投稿を見ていたところ、目に止まったのが2016年6月に泊まった『BOOK AND BED TOKYO』の投稿。この時珍しく3連休で、2日目に『星のや富士』に泊まる予定( 【グランピングの先駆け】星のや富士宿泊記 )、その前日は東京に用事があった為どこに泊まろうか考えたところ、この時も『BOOK AND BED TOKYO』に泊まろうとすぐ決めました。2015年に1号店の池袋店が出来たのですが、その時からずっと話題で当時は予約を取るのが難しい状況でした。ですのでずっと気になっており。今でこそ『読書』がコンセプトの宿は多数ありますが、先駆けは間違いなく『BOOK AND BED TOKYO』だったと思います。今回はこの池袋店、そして『DAYTIME』利用した京都店(現在休業中)の時の事を書こうと思います!

BOOK AND BED TOKYOとは

今まで3つ程書きました、簡易宿所となります( ファーストキャビンーカプセルホテルを変えたコンパクトホテル9hナインアワーズ【従来のカプセルホテルではないデザイン】THE MILLENNIALS【ザ・ミレニアルズ】京都と渋谷 )。

ふかふかなマットレスも無ければ、
低反発の枕も無ければ、
軽く暖かな羽毛の布団も無い。
最高な環境での良い寝心地は、
ここにはありません。
あるのは、
読書をしてたら(マンガでも良いですよ)
いつの間にか夜中2時になってて、
もうあとちょっとだけって
まぶたが重くてたまんない中も読み続けてたら、
いつの間にか寝てしまった。
そんな、誰もが一度は経験した事があるであろう
最高に幸せな「寝る瞬間」の体験です。

だから、コンセプトは泊まれる本屋®︎。
(あ、本は売らないです。言うなればってやつです。)
「映画を観てたら寝ちゃった」とか
「友達とLINEしてたら寝ちゃった」とか、
とにかく「好きなことをしてたら、うっかり寝ちゃった」って
最高の「寝る瞬間」の体験じゃないですか?
そんな「寝る瞬間」に至福の体験を用意してくれるホステルを、
本をテーマに自分たちで作る事にしました。

BOOK AND BED TOKYO

簡易宿所ですが、13:00から20:00までの間『DAYTIME』利用も可、平日1時間¥500。基本的にはソファで読書をする、『カフェ』のような業態になりますが(というより図書館でしょうか)、1時間¥777を払ってユニット=ベッドを使う事も可(店舗によっては週末不可)。ベッドを使わなくても『DAYTIME』利用出来る定員があるので、空いているかどうかは当日公式Twitterで確認する必要があります。その他、フリータイムもあるのですが店舗によって詳細が異なるので各HPをご確認下さい。(特に心斎橋店・福岡店は設定が大幅に異なるのでご注意下さい!)

支払いについて、チェックイン時となるのですが使えるのはクレジットカードのみ。施設側で現金を用意するのは何かと大変ですので、このような場所ではキャッシュレスオンリーで良いと思います。

池袋店

冒頭に書きましたように、『BOOK AND BED TOKYO』1号店である池袋店に宿泊。初の池袋、田舎在住のmasukoは少しビビっておりました(苦笑)。しかも場所が雑居ビルの中。こちら『BOOK AND BED TOKYO』は福岡以外全て雑居ビルなんですよ。不動産的にも都合が良かった、というのもあると思いますが、雑居ビルの中にこのような空間を創るというのがコンセプトなのだと思います。ちなみに福岡店だけパルコの中。都合の良い物件だったのでしょうが、ここまで来たら博多の雑居ビルに入ってほしかったですね。パルコの中に『泊まれる本屋』があるというのも面白いですが。

池袋店のチェックイン、カウンターがある感じではなく、呼び鈴を鳴らしたら木の小窓が開いて、そこからスタッフの方とやりとりをします。

久々に『いらすとや』さんからお借りします!

こんな風には出てこられないですが(笑)、イメージとしてはこんな感じです。

チェックイン時に渡される暗証番号を入力するとドアが開きます。雑居ビルの中、ちょっと怪しい場所なのでは⁉と思ってしまいます。それも狙っているのでしょう。「隠れ家」という感じです。

まさに本屋!(販売はしていませんが)。この空いているスペースが寝れる場所、『BOOKSHELF』となります。池袋店には2種類のユニットがあります。写真の、本棚の中で眠る経験をする『BOOKSHELF』と、そうではない『BUNK』となります。経験で言ったら『BOOKSHELF』の方が面白いとは思いますが、実際は人の気配が凄いと思うので(出入口にはカーテンがあるので外からは見えませんが)、普通に寝ようと思えば、また集中して読書をしたければ『BUNK』の方が良いかと思います。masukoは普通に寝たかったので(笑)、『BUNK』にしました。ユニットの中、写真は撮っていませんが、いわゆる簡易宿所のベッド。こちらはあくまで、『読書をしながら寝る』、それも「寝落ちする」というのを売りにしていると思います。

『BOOKSHELF』も『BUNK』もベッドの大きさが2種類あり、縦200cm×横120cmの「スタンダード」は良いとして、リーズナブルな「コンパクト」縦200cm×横90cmは小柄なmasukoでもちょっと窮屈だったかな?大柄な方だとまず厳しいかと。宿泊した時は海外の方がとても多かったので、その方々は恐らく「スタンダード」を使われていたと思います。

また、私の記憶ではシーツが置いてあり、自分で簡単なベッドメイクをしました。職業柄全く問題はありませんが(笑)、この事は念頭に置いておいた方が良いかもしれません。あと、本当に混雑していたというのもあり、結構物音はしていました。ですので、普通のカプセルホテルだと思って来るのではなく、あくまで「本屋で寝落ちする」という経験と考えた方が良いかと思います。

色々な本、雑誌、マンガがある中でmasukoは何故か観光ガイド(笑)と、某埼玉のマンガを読みました。めっちゃ面白くて、実写化された時はすぐに映画を見に行きました。

過去の簡易宿所の投稿時、特に書きませんでしたが、トイレやシャワールームはもちろん共同です。そして、こちらは男女共用になります。凄く綺麗で、宿泊者皆が思いやりを持って気を遣っているんだろうな、と思いました。素晴らしい事です。

あと、ユニット内では飲食禁止。ソファスペースがあるのでそちらで飲食。masukoは寝る直前までソファを使っていました。ソファの方が落ち着いたんで。そう言うとコンセプトを理解していないではないか!となるかもしれませんが、カフェのような空間で時間を気にせず読書というのも乙な経験なのです。調べたところ、ソファで寝落ちする方もいらっしゃるそうです。ユニットの中に小さな貴重品ロッカーがあるので、そこに貴重品を入れていたら問題ないかと。物騒な事は何もない、皆が思いやりをもっているホステル。

イメージ画像。こんな感じでしょうか。

コーヒーも販売しています。そちらもキャッシュレスオンリー。

京都店(現在休業中)

京都は2号店になります。関西初出店。この時masukoは宿泊ではなく『DAYTIME』で利用しました。立地は四条、『南座』の斜め向かいの奥まった雑居ビルの中となります。

近くまで行く用事があったので撮影してきました。休館中の張り紙が。

こちらは池袋のような小窓ではなく、写真のドアを開けます。これも中々勇気が要ります(笑)。ここで合ってる?入って大丈夫?みたいな。ドアを開けるとスタイリッシュなカウンターがあり、そこでチェックイン。ちなみに『DAYTIME』では飲食物の持ち込み不可の為、masukoはカウンターでコーヒーを購入しました。

京都店の本をセレクトしたのは、京都と言えばの書店『恵文社一乗寺店』。masukoが勤めた第3のハウスキーピング修行、ここが無ければ今の自分は無い。 のロビーラウンジやスイートの客室にもこちらのセレクトを入れていたと思います。京都×読書において、『恵文社一乗寺店』は欠かせない存在。ちなみにmasukoは1時間しかない焦りから、何故かまた観光ガイドを読んでおりました。良いんです、この雰囲気を味わいたかったのですから。

京都店が面白かったのは、普段は見れない『南座』を上から見れる事でした。

最後に

『BOOK AND BED TOKYO』、検索すると新宿店が上位に出てきます。今注目なのは新宿店なのでしょうか。某マンガのページがぶら下がっているようですし、新宿店はがっつりカフェ併設、「黒」をテーマにしたドリンクやフードメニューを展開しているようです。真っ黒なトースト、アサイーボウル、ドーナツ、、今の時代は何かしらの個性が無いと難しいのでしょう。ちなみに黒の正体は竹炭らしいです。あと、この「黒」をコンセプトにしたメニューは新宿店だけではなく、同じくカフェ併設の心斎橋店でも展開しているそうです。

こちらはイメージ画像。

ここまでお読み頂き、「ネットカフェと一緒なのではないか」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、全く違います。あくまで、『読書をしながら寝落ちするホステル』です。この経験を是非、味わって頂きたい!

そして今調べたら心斎橋店、最近リニューアルしてカフェエリアを拡張、17時以降は照明を紫にして歌謡曲を流す演出との事!楽しそう!是非、近々行ってみようと思います。

10/31追記:はい、心斎橋店行ってきました!行ってきたのはお昼間で、こんな感じ。ミニマムな、凄くおしゃれな感じです。masukoが入った時に先客は2組だったのですが、その後混み始めました。

book_and_bed_shinsaibashi_1

感心したのは、スタッフの男性。こういうおしゃれなカフェやホステルではカジュアルな対応をされますが(それで良いと思いますが)、凄く丁寧な説明をして下さいました。混み始めても捌こうとするのではなく、一組一組丁寧に。それでいてタイミングを見ながら別のスタッフに的確な指示出し。対応中に別のお客さんから話しかけられたら一旦対応中の方に断りを入れてから、その別のお客さんに快く説明。そうだよなあ、と学ばせて頂きました。

book_and_bed_shinsaibashi_2

オーダーした、噂の黒いメニュー。『TAMAGO SAND』と『BLACK LATTE』です。タマゴサンド、普段は厚焼きは好きではないのですが、美味しかったです!チーズとソースが美味しかった!ラテは、正直普通のラテ。ですが今の時代、見栄えは大事だと思いますので、よくこの味と色の両立が出来たな、と思いました。

「黒」をテーマにされていますが、心斎橋店では更に「溢れる」がコンセプトになっているようです。

『関西トリップ』より

溢れてますよね。そしてmasukoの写真とは雲泥の差です。映えてます。

やはり紫の時間帯にも行きたいので、また機会を作って伺おうと思います。

ホテル

Posted by masuko